活動報告

ちょっとしたことでも中小企業の電気使用量削減につながった ~中小企業の脱炭素~

パキスタンでではモンスーン期の豪雨と洪水で国土の1/3が冠水し、死者が1100人を超えたと報道されている。

一方、中国、メキシコ、東アフリカ諸国の他、欧州では60%以上が干ばつの危機にさらされているという。その結果イギリスでは家庭でのホースの使用禁止となった。家で車の洗車もできないということに・・・。ヨーロッパでは過去500年で最悪と言われている。そして干ばつは食糧不足へと直結していく。

これらの事柄は専門家の見解を待たずとも、昨今の気候変動がその要因だろうと想像がつく。

 

一刻も早く、気候変動への対応をしないと、人類が地球に住めなくなるだろうというのに一向に社会の動きは鈍いように感じる。

 

そのような中、8月31日のNHK「おはBiz」では、中小企業の製造業でカーボンニュートラルへの取り組みとして、ちょっとしたアイデアでCO2削減への対策に成功した事例が紹介されていた。

この事例はとある工場のお話で、各部門の日々の電気使用量を時間単位でグラフにしてみたら、昼間の休憩時間でも電気が使用されていることが判明した。それは午後すぐに作業がしやすいように工場のオイルを流す機械を休憩時間も稼働させていたという。

さっそく昼休みに機械をストップしたら、電気使用量は減少しCO2排出量の改善がされたとのことだった。

このようなちょっとしたアイデアで、電気使用量は減少していくので、参考にしてほしい。

 

またこの会社の木村社長は、元請けからCO2削減するよう求められていて、同じように自社の下請け、孫請けも排出量を提出してもらうようになっているという。

 

もう中小企業だからといって対策を練らないでいるわけにはいかなくなった。

まずは自社で電気使用量削減をどうすれば実行できるかを探ってみてはいかがだろうか。

電気使用量削減は電気料金削減になりコスト削減にもつながることは言うまでもない。

 

中小企業 脱炭素のヒントは? (nhk.or.jp)

参考

パキスタン、洪水で国土の3分の1冠水 死者1100人超・人口の15%被災 | Reuters

欧州の約6割で干ばつの危険、過去500年で最悪の状態=EU調査 – BBCニュース

活動報告一覧へ

お問い合わせ

まずは気軽にお問い合わせください

お問い合わせフォームへ